複十字シール運動募金 | 公益財団法人 結核予防会 |
複十字シール運動とは |
複十字シール運動は、結核のない世界をつくる運動です。その実現のために募金活動を行うとともに、病気への理解を広め、予防の大切さを伝えています。 |
複十字シールには、健康を願うメッセージが込められています。募金いただいた方にシールを差し上げ、シールをお使いいただくことで、運動の輪が広がります。 1904年にデンマークでクリスマスシールが発行され、その益金は結核に苦しむ人々のために役立てられました。シールを使った募金活動は世界に広がり、現在も各国で行われています。結核予防会は1952年に最初の複十字シールを発行し、運動が始まりました。 |
令和5年度複十字シール運動 |
運動期間: 令和5年8月1日から12月31日まで 運動期間外も募金を受け付けています。 |
シール及び封筒: カラー4色刷り、 テーマは「祈りとお守り」 ☆ 複十字シール 大型シート(24面綴り)、 小型シート(6面綴り) |
日本の結核事情 | 日本は2021年に低まん延国になりました。しかし年間約 12,000人が新たに結核を発病し、約 1,800人が死亡しています。特に高齢者や外国生まれの方が増加傾向にあり、引き続き結核制圧のために力を注がなければなりません。 |
また、新型コロナウィルス感染症の流行は国内および世界の結核対策に大きな影響を及ぼしました。健診事業の延期や中止、新型コロナウィルスの感染を恐れての医療機関の受診控えによって、本来であれば発見されていたはずの結核患者が発見されていない可能性があります。結核患者の発見の遅れは、本人の重症化だけでなく、集団感染につながることもあり、早期発見の大切さを改めて皆様にお伝えする必要があります。 | |
結核予防会のしごと | 結核の調査・研究 を基礎として全国にわたる組織をあげて 結核制圧 に取り組んできました。 近年は、結核はもとより、途上国の結核対策、肺がん・COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの呼吸器疾患対策、生活習慣病対策にも力を入れています。 |
世界の結核事情 途上国の結核対策をサポート |
世界人口の4分の1が結核菌に感染していると推定されます。2021年には、約1,060万人が発病し、約160万人が命を落としました。貧困、脆弱な保健医療基盤、エイズ蔓延などが主要因と考えられています。 |
結核予防会は、専門家を現地に派遣するなどして、途上国の結核対策を支援しています。 |
複十字シール募金は、途上国への結核対策支援や、結核予防の教育・広報、結核予防関係団体の活動助成などの事業を支えています。 |
令和4年度(令和4年4月〜令和4年3月)の募金収入は、約 1億4619万円でした。 経費を除く事業費は、約 1億 890万円でした。 ご協力をいただき、ありがとうございました。 |
益金の使途 |
結核予防の普及啓発に | 4,776万円 | 43.8パーセント |
全国の結核予防団体の活動に | 2,219万円 | 20.4パーセント |
途上国の結核対策援助に | 3,832万円 | 35.2パーセント |
調査研究に | 62万円 | 0.6パーセント |
複十字シール募金は、税制上の優遇措置が受けられます。 |
○ ご連絡、お問い合わせは、本部または各都道府県の支部へどうぞ
(当会のホームページをご覧ください。)
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