浴風会の事業
浴風会は、大正14年(1925年)1月、関東大震災の被災老人を援護するため、
皇室の御下賜金および一般義捐金を設立資金として
内務省社会局の手により財団法人として設立されました。
創立以来、わが国養老事業の模範的施設としての役割を果たすとともに
日本の老年医学の発祥の地として専門家を輩出してきました。
先の大戦により施設の大半を軍に接収された経過を経て、
終戦後は生活保護法による保護施設として再生復興し、社会福祉法人に改組、
その後、老人福祉法の制定後は代表的な老人福祉施設として、活動してきました。
介護保険法の施行により、事業内容は一大変換を遂げ、施設整備とあいまって
わが国有数の老人保健、福祉、医療の総合的研究・研修・実践の場として
新しい時代の使命と役割を果たしつつあります。
事業運営の基本理念
利用者本位のサービスの実践 |
地域社会との協働と貢献 |
専門性の活かせる職場づくり |
○ 介護保険事業 | |||
特別養護老人ホーム 南陽園 定員 254人 | |||
高齢者向きに居室の天井・壁を板張りにし、さらに障子戸を設けています。 認知症高齢者に対応する専用フロアを設けています。 また、介護保険による 短期入所生活介護(ショートステイ)に 12床(再掲)および空きベッド利用のサービスを行っています。 |
|||
特別養護老人ホーム 第二南陽園 定員 156人 | |||
高齢者向きに居室の天井・壁を板張りにし、さらに障子戸を設けています。 認知症高齢者に対応する専用フロアを設けています。 また、短期入所生活介護(ショートステイ)に 6床(再掲)および空きベッド利用のサービスを行っています。 |
|||
特別養護老人ホーム 第三南陽園 定員 222人 平成14年2月竣工 | |||
「ユニットケア」への対応 〜 ケアステ−ション、サブステーションを各階に設け、デイルームをフロアーに 複数箇所定め、利用者の小集団を作りやすくしました。 | |||
「新4人部屋(準個室)」の整備 〜 プライバシーの確保をめざして、4人部屋でありながら一人ひとりに 窓を用意し、可動間仕切りのある新4人部屋を整備しました。 認知症高齢者に対応する専用フロアを設けています。 |
|||
短期入所生活介護(ショートステイ)に 15床(再掲)および空きベッド利用のサービスを行っています。 | |||
グループホームひまわり 利用定員 16人 第三南陽園の6階に設置 | |||
少人数の認知症の人が、専門的な知識・技術をもったスタッフの支援を受けながら、ともに支え合って家庭的環境のなかで暮らす場です。 介護保険では、「認知症対応型共同生活介護」といいます。 |
|||
通所介護施設 浴風会在宅サービスセンター 南陽園、第二南陽園に併設 | |||
南陽園在宅サービスセンターでは、認知症高齢者を対象とした通所介護サービス(定員 12人)を行っています。 地域へは夕食の訪問給食サービス(44食)を行っています(杉並区の受託事業)。 |
|||
第二南陽園在宅サービスセンターでは、一般の高齢者を対象とした通所介護・介護予防通所介護サービス(定員 55人)を多くのプログラムを取り入れて行っています。 通所介護サービスでは、車椅子のまま乗車できる送迎バスを運行しています。 筋力アップ応援教室は、杉並区の事業を当会の施設を使って行っています。 |
|||
訪問介護 ヘルパーステーション | |||
介護保険の訪問介護サービス、 障害者への自立支援援助サービス ほか |
|||
地域包括支援センター (ケア24高井戸) | |||
在宅介護支援センターとして運営してきたものを発展させ、平成18年(2007年)4月に杉並区からの委託事業として開設しました。 在宅介護や介護保険に関する相談、介護予防の各種事業 など |
|||
居宅介護支援事業所 | |||
要介護認定を受けた利用者が、具体的にサービスを受けるための「ケアプラン」を作成し、介護保険事業者を紹介します。 また、地域包括支援センターの要請により、「介護予防ケアプラン」の作成にも当たります。 |
|||
介護支え合い電話相談室 | |||
介護家族の悩みの相談を全国からフリーダイヤルの電話とファックスで受け、不安の解消を図るとともに、介護にかかるサービスなどの正確な情報提供に努めています。 | |||
○ 老人福祉事業 | |||
養護老人ホーム 浴風園 定員 205人 | |||
原則として65歳以上で、経済的事情または家庭の事情で居宅での生活ができない人が利用できます。 居室は、すべて個室です。 |
|||
軽費老人ホーム 松風園 定員 200人 | |||
原則として60歳以上で、日常生活に支障がなく健康で、利用料金を負担することができる、東京都内に居住する人が利用できます。 入居者は、虚弱化の進行に対しては、施設自体の処遇によらず、外部からのホームヘルプサービス等、在宅福祉サービスを受けることになります。 |
|||
軽費老人ホーム 浴風会ケアハウス 定員 100人 | |||
原則として60歳以上で、自炊ができない程度の身体機能の低下があるか高齢のため独立して生活するには不安があり、利用料金を負担することができる、杉並区内に2年以上居住する人が利用できます。 個人の自立性を尊重する、住まいに重点を置いた新しい型の軽費老人ホームで、サービスは、食事、入浴、疾病時等の対応を主としています。居室は、すべて南向きの個室です。 |
|||
入居者は、虚弱化の進行に対しては、施設自体の処遇によらず、外部からのホームヘルプサービス等、在宅福祉サービスを受けることになります。 | |||
○ 病院 浴風会病院 病床 300床 (医療保険病床 192、介護保険病床 108) | |||
創立当初から浴風園に併設され、長い歴史のなかで、老年医学、老人医療、老年心理学などに関する調査研究を進め、多大な成果を挙げて今日に至っています。 | |||
老人医療を専門とする病院ですが、医療法上は一般病院ですから、年齢の制限なく、誰でも受診することができ、地域の外来医療にも尽力しています。 | |||
○ 研究・研修施設 認知症介護研究・研修東京センター | |||
21世紀の重大課題である認知症高齢者対策の基盤づくりのため、サービスの量的整備と同時に、「質の向上」をはかる目的で、全国に3か所設置された拠点の一つです。 | |||
目的 | 1 認知症介護に関する学際的な研究 2 研究開発の成果を踏まえた専門的な認知症介護を指導する人材の研修 3 認知症介護に関する情報の収集・提供 4 認知症介護の関係者の交流 (ネットワーキング) |
||
運営 | 国からの補助金や 都道府県からの研修委託費 などでまかなわれています。 | ||
○ 研修・企画事業 | |||
浴風会ケアスクール | |||
ホームヘルパー養成事業、研修企画事業、地域交流等事業 |
○ ご連絡、お問い合わせは、下記へどうぞ
社会福祉法人 浴風会 本部 |
||
〒168−0071 東京都杉並区高井戸西1−12−1 TEL:03−3334−2101 FAX:03−3334−6646 |
||
http://www.yokufuukai.or.jp/ | ![]() |
(110128追加)