食品薬品安全センターの事業
科学の進歩に伴って新しい化学物質が開発され、さまざまに利用されていますが、
その実用にあたっては、有害な影響が発生しないよう安全性についての十分な検討が必要です。
当センターは、食品、医薬品、医療機器、化学物質等の安全性を研究し、社会的な貢献をする
ために設立されました。以来、着実に実績を挙げてきましたが、
安全性の確保のために早急に解決すべき問題がまだ数多く残されていますし、
新たな安全性問題が起こってくることも予想されます。
当センターは、食品、医薬品、医療機器、化学物質等の安全性試験・検査を
的確、公正に行うとともに、試験法の開発、毒性の発現機序の解明など、
安全性に関する研究を幅広く行って、消費者の保護、
ひいては健康の増進に努めてまいります。
秦野研究所 所在 神奈川県秦野市、 業務開始 1975年10月
○ 安全性試験の受託 | |||
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医薬品の前臨床試験、安定性試験、規格試験(薬局方、各種基準) 食品添加物の安全性試験、農薬の安全性試験、化学物質の審査のための毒性試験 医療機器の生物学的安全性試験 |
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○ 食品衛生外部精度管理調査の事業 | |||
我が国ただ一つの「食品衛生外部精度管理調査業務実施機関」として認められています。 | |||
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保健所、地方衛生研究所などの公的検査機関および食品衛生登録検査機関を対象に、食品衛生外部精度管理調査を実施 |
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検査機関に高品質の調査試料を提供 遺伝子組換え食品検査の精度管理調査 |
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○ 医用機器安全性試験用標準材料の頒布 | |||
○ 調査研究事業 | |||
政府の委託を受け、公的な調査研究を行ってきています。 | |||
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化学物質リスク評価の基盤整備としてのトキシコゲノミクスに関する研究 〜厚生労働省 OECD既存化学物質安全性点検調査事業 〜厚生労働省 |
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そのほかの調査研究 | |||
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高機能簡易型有害性評価手法の開発/培養細胞を用いた有害性評価手法の開発/ハイスループット発がん性予測試験法の開発 〜 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構 | ||
☆ | モダンバイオテクノロジー応用食品の安全性確保に関する研究 など | ||
○ 研修等 | |||
☆ | 研究技術職員の研究所内外での研修の充実をはかるとともに、各方面の要望に応じて安全性試験に関する研修指導を行っています。 | ||
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国際技術協力を実施しています。 研究所年報の刊行 |
○ ご連絡、お問い合わせは、下記へどうぞ
一般財団法人 食品薬品安全センター | ||
〒257−8523 神奈川県秦野市落合729−5 TEL:0463−82−4751 FAX:0463−82−9627 |
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http://www.fdsc.or.jp |
(160715更新)