日本自然保護協会の事業


当協会は、戦後まもない1949年、ダムの底に沈もうとしていた尾瀬を守る運動から生まれました。
その後の急速な経済発展と開発ブームの高まりから広く日本の自然を守るため
現在の名称に改組、1960年に財団法人になり、
公益法人制度への改定に則り、2011年公益財団法人となりました。

独自の調査で自然の現状を明らかにし、政策提言と議論を通して
具体的な自然保護問題の解決に取り組みながら、
自然の豊かな持続可能な社会を提案しています。

○ 自然保護を実現するための施策の提言と共働事業
    自然を豊かにするための提案と、自然に悪影響を与える開発を見直すための提言を、科学的な根拠をもとに行っています。   
      ☆ 三国山地赤谷川流域(群馬県)の国有林を舞台にした共働型の保全モデルづくり
☆ 沖縄島のサンゴ礁、藻場、干潟の保全
☆ 生物多様性基本法や環境アセスメント法の改正に向けての提言  など
 
 
  野生生物の生息と生育環境の保護・復元   
    絶滅の危機に瀕した野生生物が利用する環境を主体的に調査し、その保全に必要な環境管理を提案しています。  
○ 自然の調査研究   
日本の森林・河川・海辺・里山などを生態学的に研究しています。
市民参加型のモニタリング調査の手法研究、実施もしています。
○ 自然保護の情報収集
全国の自然保護問題や各地の自然に関わる市民団体の状況などの情報・資料を収集・整理し、活用しています。
○ 環境教育の企画と人材育成
  自然観察会、環境教育のための人材養成   
  自然観察指導員講習会を開催(全国十数か所)し、自然観察のボランティアリーダー養成を続けています。   
  自然観察指導員の登録者数は、3万人以上。各地で自然観察会や環境教育活動が着実に展開されています。全国各地に連絡会があり、継続的な地域活動を支えています。   
出版、パンフレット発行、イベントの開催



会誌「自然保護」の発行 (隔月、年6回)
ホームページを通じた活動状況や各地の情報などの発信
全国一斉自然しらべ 〜 地域での観察会活動の機会の提供
書籍「フィールドガイドシリーズ」の発行
○ 自然保護に関する内外諸団体との連絡と提携
当協会は、IUCN(国際自然保護連合)の正会員であり、IUCN日本委員会事務局を務めています。
全国の自然保護情報をインターネットで内外に発信しています。
☆ ご支援のお願い
当協会の活動は、会費や寄付に支えられています。ご支援をお願いします。
入 会 〜 いつでも、どなたでも会員になれます。
個人会員の年会費は、5,000円です。
寄 付 〜 基本財産寄付、一般寄付など
税制上の優遇措置     当協会への寄付金は、所得控除、税額控除の対象になります。
                  詳しくは下記のホームページをご覧ください。

      ○ ご連絡、お問い合わせ は、下記へどうぞ


公益財団法人 
日本自然保護協会
〒104−0033
東京都中央区新川1−16−10 ミトヨビル2階
   TEL:03−3553−4101
   FAX:03−3553−0139
寄付のお誘い https://www.nacsj.or.jp

(日付更新230712)