中央温泉研究所の事業
我が国は世界屈指の温泉国であり、全国各地にある温泉は、
古来、人々の保健休養等に役割を果たすとともに、その歴史や風土と相まって
独自の温泉文化を形成してきました。
中央温泉研究所は、我が国唯一の温泉科学の民間調査機関として、
温泉分析、温泉の開発・有効利用に関する調査や設計、
温泉資源保護に関する科学的な調査を行い、
人や環境にやさしく魅力的な温泉の発展に貢献します。
○ 温泉化学分析 | |||||
温泉を公共の浴用または飲用に供する者は、温泉の成分等の掲示が必要であり、登録分析機関による温泉成分分析の結果に基づかなければなりません。 | |||||
温泉法の改正により、 1.温泉成分の定期的な分析(10年ごと)が義務付けられました。 2.可燃性天然ガス濃度の確認申請または温泉の採取許可申請が必要になりました。 |
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分析はもちろん、温泉に関する様々な問題にも対応します。 | |||||
○ 温泉調査 | |||||
温泉資源の探査、温泉試掘など、温泉資源開発および温泉資源の利用に関する、あらゆる応用地学上の調査およびコンサルティング を受託しています。 | |||||
○ 温泉給湯設備計画・設計・温泉地計画 | |||||
温泉施設・設備の設計は、腐食、沈殿物の沈着、微生物の発生等のため、単なる水理工学や建築工学の専門分野のみでは解決できない諸問題をかかえていると同時に、熱量計算という化学工学の問題まで含んでいます。 |
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当研究所では、これらを総合した 温泉工学 ともいうべき新分野を完成しました。 | |||||
温泉のパイプライン、低温泉の加熱プラント、温泉旅館の浴室等における最高水準の設計をします。 | |||||
○ 普及・啓発活動 | |||||
温泉保護・管理研修会の開催 | |||||
全国の温泉旅館・事業者や都道府県の温泉行政担当者等に対し、専門家による講演等による研修を行うもので、毎年開催しています。 |
ご連絡、お問い合わせは、下記へどうぞ
公益財団法人 中央温泉研究所 | ||
〒171−0033 東京都豊島区高田3丁目42−10 TEL:03−3987−0751 FAX:03−3987−0755 |
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http://www.onken.or.jp/ |
(150626更新)