日本視覚障害者団体連合の事業

日本視覚障害者団体連合は、わが国の視覚障害者を主体とする団体により構成され、
視覚障害者福祉の向上を目指し、組織的な活動を展開している社会福祉法人です。
また、視覚障害者に対する総合的なサービスを提供するための事業を行っています。

T 組織と運動団体としての活動
  目的と沿革   
     日本視覚障害者団体連合は、視覚障害者自身の手で、「自立と社会参加」を実現しようと組織された視覚障害者の全国組織です。1948年(昭和23年)に結成された、都道府県・政令指定都市における59の視覚障害者団体の連合体で、国や地方自治体の視覚障害者政策−人権、福祉、教育、職業、環境問題等−の立案・決定に際し、視覚障害者のニーズを反映させるため、陳情や要求運動を行っています。  
  情報宣伝活動   
     そのための宣伝活動として、傘下団体との連絡のほか、月刊の点字情報誌「点字日本」、録音版「日視連アワー」、年4回発行の墨字版機関紙「愛盲時報」を発行しています。   
令和6年4月現在の状況 
 組織団体数 : 59団体
 会員数    : 延べ約 5万人
  全国視覚障害者福祉大会等の開催   
     全国視覚障害者福祉大会を年1回、全国持ちまわりで開催。このほか協議会別の大会(青年、女性、音楽)なども開き、ノーマライゼーションの理念のもと、あらゆる分野でのバリアフリー化をめざしています。  
  国際交流  
     世界盲人連合(WBU)に加盟、国際交流を深めるとともに、情報提供、また、海外援助なども行っています。   
文化とスポーツの振興
 文化事業やスポーツ大会を開催。「豊かな社会生活」の推進に努めています。
U 視覚障害者に対する総合的なサービスの提供活動
全国の視覚障害者団体に対する連絡及び助成事業 
点字図書館、点字出版所、録音製作所の設置経営
  視覚障害者の生活相談事業   
点字情報ネットワーク、福祉用具の販売斡旋事業 
福祉一般に関する調査研究、情報宣伝および文化活動
あん摩・マッサージ・指圧、はり、きゅうの生業の安定及び職域拡大のための調査研究並びに医療保険取扱い等の経営指導 
国内外の関係団体との相互交流、協力事業

日本視覚障害者福祉センター建設へのご協力に御礼申しあげます。
老朽狭隘な建物の解消を図るために、かねて当連合が計画した新センターにつき、平成18年度から始めました建設資金の募金は、当初の目的を達成し、平成20年3月末日に終了させていただきました。
会員はじめ企業の方々から厚志をいただき、1億4600万円の寄付金を頂戴しました。あつく御礼申しあげます。
新しい日本視覚障害者福祉センター(旧称:日本盲人福祉センター)は、平成20年5月に竣工し、移転しました。
所在地: 新宿区西早稲田二丁目18番2号 (インド大使館公邸の南側)
最寄駅:
 JR山手線・西武新宿線・地下鉄東西線「高田馬場」駅
       地下鉄副都心線「西早稲田」駅
建物の規模、総事業費
      延べ床面積 1310平方メートル、鉄筋コンクリート造り地上3階建て、総事業費約 5億3400万円

      ○ ご連絡、お問い合わせは、下記へどうぞ 


社会福祉法人
 日本視覚障害者団体連合

〒169−8664
東京都新宿区西早稲田2丁目18番2号
   TEL:03−3200−0011 (代表)
   FAX:03−3200−7755
http://www.nichimou.org/

(240802更新)