横浜訓盲院 の事業
横浜訓盲院は、明治22(1889)年にアメリカ人ドレーパー女史により設立された
「盲人福音会」に始まります。同33(2000)年、私立学校としての認可を受け、「横浜基督教訓盲院」と改称し、
大正9(1920)年に成人盲教育から盲児教育へと転換しました。
その後、関東大震災、先の大戦の二度にわたり壊滅的な被害を受けましたが、そのたびに復興し、
昭和23年からは盲児施設としての当院および盲学校としての横浜訓盲学院の二つが
並立する経営形態に移行し、現在に至っています。
聖 句
ふたりまたは三人が、わたしの名によって集まっているところには、
わたしもその中にいるのである。
マタイによる福音書 第18章20節
横浜訓盲院の施設と事業
○ 横浜訓盲院 (盲児施設) 横浜市中区竹之丸 | |||||||||||
家庭事情のある視覚障害児を家庭的な雰囲気の中で養育する施設です。 専門スタッフにより盲児としての生活訓練を実施するほか、一人一人に最も望ましい教育の場を選び、その子の能力を伸ばしてあげられるように支援しています。 |
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援 助 方 針 | |||||||||||
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入所の状況: 入所者数〜 2歳から20歳まで、現在48人が入所 |
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通学の状況: 隣接の姉妹施設、横浜訓盲学院がもっとも多く、26人。 他は、障害の程度、状況等に応じ、市立盲特別支援学校、一般児対象の小学校の特別学級、養護学校、幼稚園など |
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入所について: 直接当施設へお問い合わせください。 地元の児童相談所へご相談ください。: |
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短期入所、日中一時支援制度 | |||||||||||
事業内容: 視覚障害児を養育している親が「所用で養育ができない場合」、「冠婚葬祭」、「休養」等の理由があるとき、 当施設を利用できます。 期間 1日〜数日間(月に10日を限度) |
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手 続: 直接、当施設へお問い合わせください。 |
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○ 生活訓練センター 横浜市中区竹之丸 横浜市からの受託事業 | |||||||||||
当センターでは、見えない、見えにくいことによる不自由さを軽減するための訓練や相談を行っています。 |
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訓 練: 音声でパソコンを操作する方法、主に白杖を利用して歩く方法、点字の読み書き、 視覚障害者のための日常生活用具の使い方 など |
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相 談: 身体障害者福祉制度について、 視覚障害についての理解が得られないことについて など |
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○ 視覚障害者グループホーム | |||||||||||
全国初の視覚障害者のグループホームです。 とくに、盲児施設退所後、障害者の作業所で働きながら地域で生活するという形態です。 本人の収入により負担金が決められます。横浜市からの補助もあります。 |
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グループホーム大きな家 (第1号) 横浜市中区山元町 現在 男子3人 (平均年齢29歳) |
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グループホームさくら (第2号) 横浜市中区山元町 現在 女子5人 (平均年齢28歳) |
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平成26年4月から、合同グループホームとして運営しています。 |
○ ご連絡、ご支援に関するお問い合わせは、下記 へ
社会福祉法人 横浜訓盲院 |
〒231−8674 横浜市中区竹之丸181番地 TEL:045−641−3939 FAX:045−641−1175 |
http://www.ab.auone-net.jp/~kunmouin/ |
(150605更新)