鉄道弘済会の事業
鉄道弘済会は、 1932年(昭和7年)2月、国有鉄道の業務に従事し、
不慮の事故により殉職された職員の遺族や公傷により退職された職員などの
救済と援助を目的として設立されました。
その後、時代の要請により、一般の方がたをも対象とする一般福祉事業へと、
公益事業の範囲を拡大し、今日にいたっています。
世の中の動き、諸情勢は、広い分野にわたりめまぐるしく変貌しておりますが、
本法人はこれからも、社会の様々な課題に真摯に向き合い、
利用者一人ひとりに寄り添う質の高いサービスを提供することにより、
広く社会に貢献していけるよう全力を傾注してまいります。
鉄道弘済会の公益目的事業 〜一人でも多くの人が幸せになる福祉を目指して〜 |
○ 知的障害・自閉症児者施設 総合福祉センター「弘済学園」 〜社会の一員へあらゆる可能性を、夢を育てたい |
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神奈川県秦野市に設けた総合福祉センター「弘済学園」は、知的障害児および自閉症児を主たる支援対象とする障害児入所施設の運営をはじめ、障害者の地域生活を支援するグループホームおよび児童発達支援センター等を実施しています。 幼児期から児童期において、利用者が安心できる生活環境を整え、生きていく力を養う療育と通して、成人期のそれぞれの自立の形に向けて支援を行うことが大きな特色です。 |
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【主な事業内容】 福祉型障害児入所支援施設 グループホーム 生活介護 就労継続支援B型、 短期入所 日中一時事業 児童発達支援センター 放課後等デイサービス 障害児相談支援 保育所等訪問支援 |
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○ 義肢装具製作・リハビリテーション施設 義肢装具サポートセンター 〜優れた義肢装具とリハビリテーション |
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東京都荒川区に設けた義肢装具サポートセンターは、義肢装具を必要とする切断障害者等に対し、医学的管理のもと、義肢装具の選択・処方から製作・修理、義肢装具装着訓練、機能回復訓練、更生相談に至るまでの過程を、入所設備を備えた施設で一貫してサービスを提供する、民間では国内唯一の総合的リハビリテーション施設です。 利用者に総合的、多面的にかかわることにより、切断障害者の早期復帰を支援しています。 また、切断障害者等の生活の質の向上を図るため、義肢装具の研究開発にも積極的に取り組み、切断障害者等の社会参加に貢献しているとともに、障害者スポーツの裾野を広げることを目的にスポーツ用義足の無料貸出しを行っています。 |
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○ 保育所・認定こども園 全国24箇所 〜明日の世代を担う児童の健やかな育成を願って |
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「一人ひとりの子どもを大切にし、保護者や地域社会から信頼され、選ばれる保育所を目指す」という保育理念のもと、各地域の保育ニーズに合せて、全国24箇所の認可保育所および認定こども園を運営しています。 また、「地域子育て支援拠点事業」「一時預かり事業」「育児相談」など保育所を利用していない家庭への支援も積極的に行っています。 |
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○ 児童養護施設 札幌南藻園 〜優しく正しく朗らかに | ||||
北海道札幌市に設けた札幌南藻園は、定員48名の児童養護施設で、家庭での養育が困難となるなど、保護者による養育を受けられない児童を養護しています。 成長期にある児童を家庭的な雰囲気の中で養育し、家庭復帰を支援するとともに、心身ともに健全な社会人となるよう一人ひとりの自立を支援しています。 |
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また、児童養護施設に附置した「なんそうえん子ども家庭支援センター」は、子どもや子育てをしている家庭、里親、地域住民等からの相談に応じ、専門の資格を持ったスタッフが必要な助言や支援を行っています。 | ||||
○ 老人福祉施設 社会福祉法人東京弘済園 〜安らかで生きがいのある生活を | ||||
鉄道弘済会は、老人福祉事業を行うため、1955年12月、東京都三鷹市に社会福祉法人東京弘済園を設立しました。 東京弘済園は、入所施設、通所施設および地域包括支援センターを運営する総合老人福祉施設として各分野に積極的に取り組んでおります。 |
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また、保育園(定員60名)を併設し、高齢者と児童の複合施設として世代間交流を積極的に行う等、特色を活かした活動を行っています。 鉄道弘済会では、東京弘済園への支援を通して高齢者の生活と福祉の充実を図っています。 |
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【主な事業内容】 特別養護老人ホーム 養護老人ホーム ケアハウス 高齢者在宅サービスセンター デイサービスセンター(通所介護) 地域包括支援センター |
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○ 福祉資料室 〜お気軽にご利用ください | ||||
社会福祉専門図書館として、社会福祉分野の図書・資料・雑誌等の文献を約1万3000冊収蔵し、無料で閲覧、貸出を行っています。ホームページでの蔵書検索サービスも行っています。 | ||||
○ 朗読録音奉仕者感謝行事 〜奉仕者への感謝と活動のすそ野を広げるために |
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社会福祉法人日本盲人福祉委員会との共催で、視覚障害者の豊かな生活に欠かせない録音図書の製作に関わる、朗読・校正・DAISY編集等に尽力されるボランティアの方がたへの謝意とボランティア活動の啓発を目的として、感謝状等の贈呈を行っています。 | ||||
録音図書の製作は、多くの時間、地道な努力を要し、今後も多くの方がたの力が求められており、活動のすそ野が広がることを願い、個人およびグループのボランティア活動を対象としています。 | ||||
鉄道弘済会の収益事業 〜公益事業の財源に充てるために〜 | ||||
保有土地、建物を活用した不動産賃貸・開発事業により、公益事業を費用面で支えています。 |
○ ご連絡、お問い合わせは、鉄道弘済会本部へ
公益財団法人 鉄道弘済会 | |||
2021年7月、事務所移転 | |||
〒112−0002 東京都文京区小石川1−1−1 文京ガーデンゲートタワー19階 TEL:03−6261−3298 |
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https://www.kousaikai.or.jp | |||
弘済学園 https://www.kousaikai.or.jp/school/ 義肢装具サポートセンター https://www.kousaikai.or.jp/support/ 保育所すこやかネット https://www.kousaikai.or.jp/sukoyaka/ 東京弘済園 https://www.kousaien.or.jp |
(240714更新)