東京ヘレン・ケラー協会の事業
1948年(昭和23年)、ヘレン・ケラー女史が日本に来訪(2度目)、
全国各地を講演して回り、敗戦で打ちひしがれた日本国民の熱狂的な歓迎を受けました。
この来日を記念して集まった基金をもとに、1950(昭和25)年、
当協会の前身となる財団が設立されました。
当協会は、社会福祉法人として視覚障害者、とくに中途で目が不自由になった人たちが
くじけることなく人生を拓いていけるよう支援するとともに、
ヘレン・ケラー学院、ヘレン・ケラー治療院、点字出版所、点字図書館の4施設を核に
福祉増進に力をいれています。
あなたのランプの灯を もうすこし高くかかげてください 見えない人々の 行く手を照らすために |
ヘレン・ケラー |
○ ヘレン・ケラー学院 | |||
中途視覚障害者が、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師になるための学術、技術を学ぶ養成施設です。 | |||
○ ヘレン・ケラー治療院 鍼灸・あんまマッサージ指圧 | |||
障害者総合支援法に基づく就労継続支援B型事業所として、2022年4月にオープンしました。利用者のメインは、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家資格を持つ視覚障害者です。施術の他、点字名刺の製作なども行います。 | |||
○ 点字出版所 | |||
点字図書 | |||
一般点字図書 理療科用教科書 (点字版、拡大活字版) 視覚特別支援学校(盲学校)用点字教科書 委託印刷物 〜 省庁、地方自治体の委託による広報冊子の点字版、点字シール、点字名刺 など 選挙公報点字版 〜 選挙のお知らせ、候補者氏名一覧 など |
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雑誌 | |||
当協会編集の月刊誌「点字ジャーナル」、月2回刊の生活情報誌「ライト&ライフ」(点字版、音声版) | |||
録音 | |||
理療科用教科書(デイジー版)、 地方自治体広報のテープ版、民間企業の音声ガイド など |
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○ 点字図書館 | |||
☆ | 東洋医学関係をはじめ利用者のニーズに沿った図書の充実を目指し、点字図書、録音図書の製作と貸出を行っています。 また、点訳、音訳ボランティアの養成と技術の向上にも努め、さらに中途視覚障害者が点字を習得するための点字講習会、パソコンの使用法を学ぶパソコン講習会なども行っています。 |
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☆ | 視覚障害者の求めに応じ、自宅等での生活相談、歩行訓練等も行っています。 | ||
☆ | 視覚障害者のための最新の情報機器や日常生活用具等を紹介する「サポートグッズフェア」を開催しています。 | ||
○ 盲人用具センター | |||
視覚障害者の日常の利便を図るため、オープナーやつめやすりなどの生活用具、点字用紙や点字タイプライターに加え、音声対応の血圧計や時計、拡大読書器、デイジー録音再生機などを販売しています。 多くの盲学校の理科実験教材として利用される感光器も扱っています。 |
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○ 海外盲人交流事業 |
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ネパール盲人福祉協会(NAWB)を支援し、点字教科書の製作と視覚障害児の就学奨励事業(奨学金給付と寄宿舎の維持)に力を入れています。 | |||
○ 同行援護従業者養成研修 | |||
平成16年度から、視覚障害者の外出や日常の活動をお手伝いする、いわゆるガイドヘルパーを養成しています。 平成23年10月から、従来の「移動支援」より大幅な支援や援助が可能となった「同行援護」に内容をグレードアップした研修にしました。 これまでに千人を超える人が修了しています。 |
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○ ヘレン・ケラー記念音楽コンクール | |||
音楽家を志す盲学生のための「全国盲学生音楽コンクール」として始まり、その後普通校で学ぶ弱視児童まで参加枠を拡大し、平成13年から現在の名称に改めました。これまでに、国際的に活躍する音楽家を輩出しています。 | |||
○ その他の事業 |
広報活動 : | 協会報「青い鳥」の発行、ホームページによる広報 など。 総合学習や修学旅行で訪れる児童・生徒に対し、積極的な対応を行っています。 |
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ご寄付・賛助金をお願いします。 | |||
当協会の国内外の活動のために、ご寄付・賛助金をお願いします。 | |||
賛助金 〜 継続してご支援をいただくために、「賛助会員制度」を平成20年1月に創設しました。 会費は、個人会員が年額 3,000円、法人会員が年額 5万円です。 寄付金・賛助金のいずれも、税制上の優遇措置の対象となります。 |
○ ご連絡、お問い合わせは、下記へどうぞ
社会福祉法人 |
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〒169−0072 東京都新宿区大久保 3−14−20 TEL:03−3200−0525 (本部) FAX:03−3200−0608 |
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https://www.thka.jp/ |
(日付更新240723)