がん研究振興財団の事業
当財団は、昭和43年に財団法人として厚生大臣より、
平成24年に公益財団法人として内閣総理大臣からの認可により、
50年を超えてがんに関する研究助成と研究成果の普及に
取り組んでまいりました。
これからも引き続き、がん研究者への助成、若手研究者の育成等を柱として、
がんの克服を目指して、皆様のご期待に沿う事業を推進するため一層努力してまいります。
○ 研究助成事業 | |||
@ | がん研究助成 | ||
わが国のがん研究の進歩・発展に貢献することが大きいと考えられる研究に対し、研究助成金を贈呈しています。 | |||
令和3年度(第54回)は、30人の方々に助成金を贈呈しました。 | |||
A | 海外派遣研究助成 | ||
がんに関する国際会議、国際学会への出席者に対し、海外旅費等の助成を行っています。 | |||
令和3年度は、新型コロナウィルス感染の世界的的拡大にともない、海外における入国制限など海外渡航に関わる事業が困難な状況となったため、当事業を中止致しました。 | |||
○ 技術者研修助成事業 | |||
がん看護等の知識・技術の向上を図るため、コメディカルスタッフの海外研修留学等に対し、海外旅費等の助成を行っています。 | |||
令和3年度は、新型コロナウィルス感染の世界的的拡大にともない、海外における入国制限など海外渡航に関わる事業が困難な状況となったため、当事業を中止致しました。 | |||
○ 革新的がん医療実用化研究推進事業 | |||
@ | がんになっても生きる希望を持てる事業(HOPE事業) | ||
幅広い分野の柔軟な発想を持った若手の人材をがん研究領域に取り込むため、若手、女性研究者の戦略的育成事業(シニア・リサーチフェロー制度)として助成しています。 | |||
令和3年度は、5人の方々を助成致しました。 | |||
A | 「充実したサバイバーシップを実現する社会の構築をめざした研究」課題解決に向けた支援事業 | ||
充実したサバイバーシップを実現する社会の構築をめざした、患者本人や家族が本来の生活の場所で暮らしていく過程で直面する様々な課題解決に関する研究の支援を行うため、助成金を贈呈しています。 | |||
令和3年度は、5人の方々に助成金を贈呈致しました。 | |||
○ 研究成果等普及啓発事業 | |||
@ | がんサバイバーシップ研究成果発表会・セミナー開催(一般の方向け) | ||
「がんサバイバーシップ研究助成金」交付者による研究成果の発表と共に、がんサバイバーシップに関する正しい知識の普及を目的とした「がんサバイバーシップセミナー」を開催しています。 | |||
令和3年度は、新型コロナウィルス感染拡大にともないセミナーは中止し、研究成果発表会のみオンラインにて実施致しました。 | |||
A | 国際がん研究シンポジウム開催(医療従事者向け) | ||
世界の著名ながん研究者を招いて日本人研究者とのシンポジウムを開催しています。 | |||
令和3年度は、「全ゲノム解析が変革するがん研究・がん医療」というテーマで、国立がん研究センター大会議室とオンラインのハイブリッド形式にて開催致しました。 | |||
○ 多様化する情報ニーズに対応するためエビデンスに基づいた国民への薬物療法等の情報提供支援事業 (がん情報提供支援事業) |
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科学的根拠に基づく情報を迅速に提供するため、臨床試験情報及び薬物療法プロトコール情報等に関する諸問題や個別目標に直接寄与するための事業を実施しています。 | |||
令和3年10月1日、『患者本位の「がん情報サイト」』を開設致しました。(https://www..fpcr-joho.jp/) 初年度は「非小細胞肺がん」、令和4年度は「血液がん」の臨床試験情報について検索が可能です。 |
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○ 広報活動事業 | |||
一般の方々にも理解できるがん研究に関する最新情報の提供およびがん予防の正しい知識などを各自治体、がん診療連携拠点病院、研究機関などのほか、全国の公立中学校にも広く情報提供を行っています。また、全ての刊行物はホームページからダウンロードすることができます。 | |||
令和3年度作成配布実績 ・ がんの統計 2022 ・ やさしいがんの知識 2021〜肺がん・胃がん・大腸がん・乳がん・子宮頚がん ・ がん検診 2021 ・ がんサバイバーのためのかんたんレシピ 2022 ・ 改訂版がん治療と食生活〜栄養士・看護師・歯科医からのヒント |
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☆ ご支援のお願い | |||
今やがんは不治の病ではなくなりつつありますが、未だ課題が山積しております。 当財団事業へのご理解ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。 |
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ご寄付のお願い | |||
当財団はがんの克服を目指し、がん研究者への助成事業等を行っており、その多くは皆様から寄せられたご寄付により支えられています。 これまで以上に幅広くがん研究支援事業を推進し、がん研究への助成、若手がん研究者の育成等により、その成果を国民の皆様へフィードバックして参りたいと考えておりますので、皆様のあたたかいご理解とご支援をお願い申し上げます。 |
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寄付金の税制上の優遇 | |||
当財団へのご寄付には、公益目的事業として税制上の優遇措置が適用されます。 |
○ ご連絡、お問い合わせは、下記へどうぞ
公益財団法人 がん研究振興財団 | ||
〒104−0031 東京都中央区京橋2−8−8 新京橋ビル5階 TEL:03−6228−7297 FAX:03−6228−7298 |
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https://www.fpcr.or.jp | ![]() |
(220711更新)