エイズ予防財団の事業
1981年アメリカで初めてエイズが報告されて以来、40年余が経過しました。
この間エイズは世界中に拡がり、多くの国々に深刻な影響を与えてきました。
HIV(エイズの原因となるウイルス)の流行が始まってから、
およそ 8560万人がHIVに感染し、
4040万人がエイズによって亡くなったとされています。
2022年末現在、世界のHIV(エイズウイルス)の陽性者数は、
3900万人と推計されています(UNAIDSファクトシート)。
日本国内では、新たなHIV感染者やエイズ発症者の報告数は、
2013年の1,590件をピークに、横ばいから減少傾向を示し、
2022年は合わせて884件で、6年連続して前年を下回っています。
累積報告数では、3.4万件を超える状況となっています。
一方、2022年の保健所等でのHIV抗体検査数は7万3104件で、最も多かった
2008年の17万7千件の4割あまりでした。
コロナ流行の影響もありますが、国民の関心の低下が懸念されています。
正しい知識の普及は対策の基本であり、当財団の最も重要な任務の一つとして、
今後も様々な手段を通じて普及広報活動を行っていきます。
また、エイズ対策の仕事に取り組む職員の育成と能力向上も重要な課題であり、
種々の職種の方々に多様な研修の機会を提供していきます。
○ 啓発・普及 | ||||
エイズ知識啓発普及事業 | ||||
☆ ポスター、パンフレット等の制作、配布 ☆ 「世界エイズデー」ポスターコンクール |
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「世界エイズデー」(12月1日)、「HIV検査普及週間」(6月初旬)に合わせた街頭キャンペーンのほか、自治体や企業との共同啓発活動を実施 | ||||
HIV診療医師情報網支援事業 | ||||
研究成果等普及啓発事業 | ||||
○ 相 談 | ||||
エイズ予防財団電話相談 フリーダイヤル 0120−177−812 携帯電話からは 03−5259−1815 |
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相談日 : 月〜金曜日 10〜13時、14〜17時 (祝日を除く。) | ||||
○ 研 修 | ||||
相談員養成研修 (HIV/エイズ基礎研修会、HIV検査相談研修会) NGO指導者研修会 エイズ中核拠点病院連絡調整員(コーディネータナース)養成研修 |
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エイズ実地研修(訪問看護師、訪問介護職員) HIV医療講習会(医師会、歯科医師会、透析医会) 青少年エイズ対策事業 |
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○ 支 援 | ||||
エイズ等に関する啓発普及、社会的支援の事業への助成 患者・感染者の在宅医療・介護を行う医療機関への支援チーム派遣事業 |
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○ 助 成 | ||||
外国人研究者招へい 外国への日本人研究者派遣 外国の研究機関等への調査研究委託 エイズ国際会議への研究者等派遣 若手研究者育成活用(リサーチ・レジデント)事業 |
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○ 国際協力 | ||||
○ 調査、研究その他 | ||||
血液凝固異常症全国調査事業 ウェブサイト「エイズ予防情報ネット」(APIーNet)の管理・運営 |
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寄付のお願い | ||||
当財団の事業資金は、国からの補助金・委託費のほか、法人・各種団体等からの寄付金も大きな比重を占めています。 当財団は、公益財団法人としての認定を受けているため、当財団への寄付金は、税法上の優遇措置の対象となっております。 |
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当財団の活動は、国内外の多数の方々から寄せられたHIV/エイズのまん延の防止に向けた熱意の結晶です。 |
○ ご連絡、お問い合わせは、下記へどうぞ
公益財団法人 エイズ予防財団 | ||
〒101−0064 東京都千代田区神田猿楽町2−7−1 TOHYUビル3階 TEL:03−5259−1811 FAX:03−5259−1812 |
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エイズ予防財団 https://www.jfap.or.jp/ エイズ予防情報ネット https://api-net.jfap.or.jp/ |
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(230902更新)