聴覚障害児の会


      金町学園の閉園を受け、新施設の建設に向け準備に入っています。

金町学園は、聴覚障害児を対象とする福祉型障害児入所施設です。
運営主体の東京愛育苑の都合により、閉園が決まっています。
閉園されると、現在入所している子どもたちだけでなく、将来この施設を必要とする子どもたちの行き場がなくなってしまいます。
運営を担っている園長はじめ職員は、子どもたちの居場所の確保が必要であると訴え譲渡先を探し求めました。このほどようやく事業の引受先がほぼ確定しました。

      事業譲渡と新しい施設の建設の準備の活動を始めました。

新施設名は、「アレーズ秋桜(こすもす)」。
引受団体は、社会福祉法人永春会(本部は千葉県松戸市)。
東京都葛飾区で2021年秋以降の竣工移転をめざしています。
新施設が出来上がるまでは、現施設を使用できることになりました。

           新学園の概要

 施設の役割 東京都内のろう学校で学ぶ聴覚障害児のための生活の場。
全国の聴覚障害児が対象です。
 規  模 定員 30名
 年  齢 3歳から20歳まで 
 対象者、入園理由  @ 保護者や児童の状況(養育放棄、虐待、暴力行為等)により家庭での養育が困難な場合
A 家庭の事情や地方での教育環境では、子どもの生活、成長に問題や不安があり、福祉施設を利用して充実した都立ろう学校へ進学し「社会的自立」を図る場合
入園の決定は、
@ 児童相談所が決定〜上記@の場合は原則として
A 障害者総合支援法に基づき、保護者との契約〜上記Aの場合
注:近時、聴覚障害児の出生数減と施設の所在等から、入園児が広域化している(東京都外からの入園)。 

           新学園の特色

 手話が公用語です。
  子どもたちの自由なコミュニケーションを尊重し、手話を中心として、口話、聴覚活用(補聴器、人工内耳)などの特長も生かし、意思疎通を図ります。 
 学びを支え。
  大学などの教育機関と連携しながら、聴覚障害の大学院生などの外部スタッフによる、充実した学習支援を行っていきます。 
 切磋琢磨して未来を拓きます。〜金町学園での実績〜
  大学進学、専攻科進学、職業訓練校進学、就職 
 多彩で多様な職員がいます。
  聴覚障害のある職員を含め、臨床心理士、社会福祉士、特別支援教育の教員免許所持者、手話通訳士などが、指導員、相談員として児童の支援・指導に当たります。

          新施設の設立を応援してください。

新施設の竣工、事業開始までには4億円近くの資金が必要です。東京都に施設整備補助金を申請しますが、1億円強の自己資金が必要です。
聴覚障害児にたいする社会の支援の必要性をご理解いただき、さまざまな形で支援してくださるよう、お願いします。
1.聴覚障害児の会に振り込み、そこから永春会聴覚障害施設建設部門へ寄付する。
2.寄附金控除を受ける場合
  まずは永春会へ直接申し込むことになります。
  聴覚障害児の会へ連絡いただくと手続を代行します。

           ○ ご連絡、お問合せは下記へどうぞ


  聴覚障害児の会  
  事務局     担当者: 濱崎 久美子  
  〒170−0004
東京都豊島区北大塚1−33−22−203
   TEL:03−5980−8420
   FAX:03−3918−4472
 
  一覧へ  http://roujishien.com   

(180919更新)


金町学園を紹介します。

金町学園は、1933(昭和8)年、高柳暉(たかやなぎてるし)が東京ろうあ技芸学園を創設し、
東京市本所区中ノ郷で貧困ろうあ児の教育育成を開始したのが始まりです。
1948(昭和23)年、東京愛育苑と改称、児童福祉法により、ろうあ児施設の認可を受け、
1956(昭和31)年、葛飾区金町に新築移転し、金町学園と改称、
1964(昭和39)年、現在の葛飾区水元3丁目に新築移転しました。
2012(平成24)年の児童福祉法改正により「福祉型障害児入所施設」となる。
主とする対象は聴覚障害児(3歳〜20歳)で、入所児を都立ろう学校等へ通学させ、
社会自立を図るために必要な指導・支援を行う施設です。

指導・支援の基本理念と目標

子どもの権利擁護を基本理念とし、聴覚障害に対応して ろう学校への通学を支援し
社会人としての自覚をもって行動し自立した日常生活ができる人間になるよう育成する。

○ 施設の運営目標と現状
   重点運営目標   
1.個別の入園理由等に対応して、社会自立を目標とした支援計画に基づく指導・援助
2.専攻科生の就労に向けた進路指導・援助
3.学園学習での手話と日本語の書記言語力や学力の向上
4.基本的生活習慣の育成・定着、意欲の育成
5.プライバシーに配慮した居室の整備や工夫
6.児童の障害、発達課題に医療機関および学校と連携し対応
離れている家族との関係
ウェブカメラを使用する通信で親子の心を結び、心身とも安定した生活が送れるようにする。
職員の研修強化
児童の状況を把握し課題を理解して児童の指導・支援ができる専門性を備えた職員と管理職が必要で、そのための資質向上を図る研修を継続する。
指導員等のうち3分の1は聴覚障害者である。IT機器を活用して記録や職務連絡をタイムリーに行い、365日24時間交代
保護者および通学ろう学校との連携
関係機関との連携等
聴覚障害教育支援のNPOと提携した学習塾や夏・冬のキャンプ、企業UBSグループとの連携事業等に児童を参加させ、学力の伸長を図るとともに学園外の人たちとの交流を通じ生活体験を広げさせる。
   在校学童生徒数
☆ 定員:30人 平成29年3月10日現在
☆ 入園児童等数:23人(平成29年度)
    幼稚部 2人、小学部 1人、中学部 3人、高等部 12人、専攻科 4人、
    専攻科 特(成人、生活支援) 1人
     (男子 12人、女子 11人。 措置児 7人、契約児 16人)
☆ 虐待加算児 7人、発達障害 4人、不登校 3人、心理カウンセリング対象 6人
☆ 通学先:葛飾ろう学校 、中央ろう学校 
   職員数  
    ☆ 職員数:16人  内訳 常勤 7人、非常勤 9人(嘱託医を含む)
      (うち 聴覚障害のある者 4人)
 
 
社会福祉法人 東京愛育苑
金町学園
〒125−0032
東京都葛飾区水元3丁目13番8号
   TEL:03−3607−0786
   FAX:03−3607−0845
http://www.kanamachigakuen.com/

(170418更新)